21歳の邂逅~釜石艦砲射撃から70年~

被災直後の釜石市街地
【放送日時】 2015年9月5日(土)午後1:00~1:55
【番組内容】
この夏、震災からの復興が進む釜石市の駅に一人の女性が降り立った。
奥州市出身のファッションモデル、久慈暁子(21)。
彼女はある女性と会うためこの町を訪れた。
釜石市に住む千田ハルさん(91)は1945年の夏、製鉄所でタイピストとして働いていた。
当時21歳、自身を「軍国少女だった」と語る。

戦争体験を語る千田ハルさん
その夏、鉄の町・釜石市を襲った艦砲射撃。
東北で唯一の製鉄所がある街を狙った攻撃は、5000を超える砲弾を町に降らせ、
1000人以上が犠牲になったと言われている。
あれから70年。 1945年と2015年、それぞれの「21歳」が出会う。

久慈暁子さん千田ハルさん
戦争という非日常の中で青春時代を送った当時の若者たちとの出会いを通して、
今まさに青春を生きる若者が感じる平和の尊さとは。
そして戦災と震災、目の前で2度にわたり古里を破壊された人々が伝えたい思いとは。

サイレンを聞きながら手を合わせる久慈暁子さん
【ナビゲーター】 久慈暁子
【ナレーション】 照英
【ディレクター】山口碧
【プロデューサー】川村茂
【制作・著作】 岩手朝日テレビ
2015年 9月 1日