ゴエティーのひとりごと

沿岸を行く ~マギー審司さん~

今回の特集は、マギー審司さんと「沿岸を行く」。

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マギーさんは震災発生からこれまで、チャリティーボーリングなどを中心に被災地の活動支援を行ってきました。

 

 

 

 

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マギーさんの出身地である気仙沼のとなりにある陸前高田市、震災からまもなく5年を迎える今を訪ねます。

 

 

 

 

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市内中心部では市の復興計画が進められていて、この地域では最大12.5mのかさ上げをして、海側にメモリアル公園や新たな産業用地、山側には住宅や商業施設などが整備される予定です。

2018年度中の完成を目指しています。

 

 

 

さて、市内をぶらりと歩いて立ち寄ったのが、

「たがだ屋 一本松店」

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今や街の観光拠点となったこちらのお店は、地元の特産品やお土産などがずらりと並んでいるんです!

 

 

 

 

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店長さんにこちらのお店のオススメを伺ってみました!

 

 

 

 

 

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まず1つ目が、こちらの

「けせんの海」

 

 

 

 

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イクラやアワビ、フカヒレなど三陸の海の幸を使った商品で、それぞれの味と香り、食感が楽しめます。

 

 

 

 

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2つ目が、こちらの

陸前高田市のブランド米「たかたのゆめ」

 

 

 

 

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陸前高田市が農業復興のシンボルとして、2012年から生産に取り組んでおり、本格作付を行って3年目の今シーズンは市内全体の15%を占める202トンを収穫しました。

 

 

 

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まさに陸前高田市の魅力を凝縮したこちらの施設。

ご紹介したものの他にも、たくさんの商品が並んでいますので、みなさんのお気に入りをぜひ見つけてください!

 

 

 

 

 

 

さて、先ほどご紹介した「たかたのゆめ」。

それが味わえると伺い、訪れたのが、

「カフェフードバー わいわい」

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当初は街の中心部に店を構えていましたが、震災の時の津波で以前の店舗は全壊。

その後、仮店舗での再開を経て、2012年からはこちらの仮設商店街で営業しています。

 

 

 

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こちらのお店では、地元の食材を使ったメニューを多くの人に提供しています!

 

 

 

 

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今の時期オススメのメニューは“鍋”!

「陸前高田鍋セット」

地元の海産物や野菜をふんだんに使っています!

 

 

 

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そしてそして、お待ちかね!

炊きたての「たかたのゆめ」の登場!

 

 

 

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先ほどの鍋の締めでおじやにしても絶品!

一粒一粒に出汁が染み込んでまた違った美味しさを楽しめます!

 

 

 

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様々な人たちでわいわいできるお店を、これからも続けていって欲しいですね!

 

 

 

 

 

 

 

さて、陸前高田市では公営住宅の整備が進められていて徐々に入居が始まっているんですが、いまだおよそ1300世帯の方が仮設住宅で暮らしています。

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そんな仮設住宅の人たちに少しでも元気を与えられればと思いまして・・・。

 

 

 

 

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マギーさんのマジックショーを行うことに!

広田町の仮設住宅の集会場にはおよそ30人が集まっていました。

 

 

 

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マギーさんのマジックが会場の人たちを笑顔にしていました!

まだまだ時間はかかりますが、再び多くの人が仲間と笑顔で生活できる日が来ることを願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

さて、最後に向かったのが、

「カフェ 森の小舎」

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広田町の森の中に佇み、コーヒーやお菓子も頂けるこちらは、おととし畑山さんがお邪魔していて、「いいコト!」のウェルカムボードを作ったお店でもあります!

 

 

 

 

 

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こちらには「漂流ポスト」というものがおいてあります。

震災で亡くした家族や友人など、大切な人への手紙を受け付けています。

 

 

 

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これまでにおよそ150通の手紙が寄せられ、最近では震災だけでなく、事故や病気で大切な人を亡くした人からの手紙も届くそうです。

 

 

 

 

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こちらの赤川さんは、思いの詰まった手紙をこれからも受け止め続けていくんだそうです。

 

 

 

 

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手紙に込められた“心の声”に触れられる「森の小舎」。“街の復興だけではなく、心の復興も大切”、その思いがより実感できるでしょう。

 

 

 

 

 

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今回お世話になった皆さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

2016年 3月 5日