なかおにっき 中尾考作

初登板

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きょう一軍登録されたばかりの伊東昂大投手(盛岡大附属卒)が中日戦8回から登板。

試合は9対2で負けていますが、

いきなり5番・ブランコを打ち取った!141キロ!!藤井も打ち取った!!!

「高卒→プロ」というだけでもすごいのにルーキーイヤーに1軍登板なんて・・・

と言っている間に3者凡退。

というのを今スポーツ誌のHPの一球速報で見ています!

ああ・・・生で見たい・・・

シーズンも終盤でチームにとってとてもとても大切な時期に昇格、即登板。

岩手関連の3人のルーキーの中では初登板ですね。

本当におめでとう!!!

うれしいんだろうなぁ。

高校野球ファンのみなさんの中には

去年の水沢戦、盛岡一高戦を印象的に覚えている方も多いのでは?

高校時代のピッチングを思い出すと感慨深いです。

プロ野球を見る楽しみがこれから倍増しそうです!

2010 年 8 月 31 日 22 時 14 分 11 秒

甲子園でも頑張れ

「一体どうしたの?」

初戦に続いて“らしくない”エラーがでた宮本涼選手に

3回戦の軽米戦後、ほかの報道陣がいなくなったのを見計らって声をかけました。

「自分でも分からないんです」

声にはいつもの力がありませんでした。

去年、一関学院は初戦敗退。

実況席にいた私は、試合後すぐに駆け下り、選手たちのインタビューをとりました。

エースの飯田翔投手、そして2年生で唯一スタメンだった宮本選手・・・

そのときのインタビューが忘れられません。

試合でかれた声と涙でほとんど聞き取れない中でこれだけははっきりと言いました。

「絶対に甲子園に行きます」

今年の決勝戦の朝、彼は1年前のあの日と同じことを言いました。

そして、それを現実にしました。

大会序盤、本来の宮本選手のプレーは見られませんでした。

想像も出来ないほどのプレッシャーを抱えていたのでしょう。

しかし、一関学院は勝ちあがってきました。

試合ごとに違った選手が活躍し、

そして、決勝戦で試合を決めたのは他でもない宮本選手だったと思います。

光栄なことに優勝インタビューをさせていただきました。

初戦敗退の涙のインタビューから1年。

ここで彼のインタビューをすることになるとは。

そして、先日はIATにも来てくれました。

敗れたチームの思いも背負って、その目は確かに甲子園での試合を見ていました。

もう「おめでとう」ではなく「頑張れ」と言わないといけないときですね。

甲子園でも頑張れ!一関学院!!

2010 年 8 月 2 日 10 時 09 分 59 秒