★Jチャンいわて(6/25放送分)

 

きょうは水を使った「表面張力」の実験をしていきます。

ところで、この「ひょうめんちょうりょく」って何?

よくコップにてどんどん水を入れていくと、

コップの上の淵のところよりも水面が上がって見えることがあります。

それを「表面張力」といいます。

コップの高い淵のところまで水が入ってもまとまろうとする力があるので

水をたくさん入れることができます。

 

では、水の表面張力を利用した実験をしていきます。

使い捨てのお弁当箱のふたを切ってマジックで魚の絵を描きましょう。

洗剤を指先に少しつけて、作った魚の後ろに洗剤を塗ります。

これを水の上に浮かべてみましょう!

 

 

 

 

 

 

すると・・・

まるで魚が泳いでいるように水の上で魚が動きます。

洗剤は表面張力を「壊して」しまうので

洗剤を塗ったこの魚の後ろ側には表面張力がありません。

そのため、前側の表面張力に引っ張られて魚が泳ぎだしていくんです。

不思議ですよね?

 

【実験上の注意】

・子どもが洗剤をなめたりしないようにご注意ください。

・弁当箱を切る際には、カドで手を切らないように丸く切ってください。

・洗剤が少し混ざっていますと、うまく魚が泳いでいかない場合があります。

 きれいな水をお使いください。