なかおにっき 中尾考作

一本松の接ぎ木

 

 

 

 

 

 

 

 

「奇跡の一本松」の接ぎ木がすくすくと成長しています。

滝沢村の材木育種センター東北育種場に取材でおじゃました際に見せていただきました。

漫画家のやなせたかしさんに「ノビル」「タエル」「イノチ」「ツナグ」と名付けられた

一本松の命をつなぐ苗木たちです。

大きいものは30センチほどにもなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い部分が接ぎ木したところ。

 

 

 

 

 

 

 

 

やなせたかしさんの絵入りのパネルも見せていただきました。

 

 

高田松原の再生を目指して、松原の松ぼっくりから育てられた苗木が「高田松原を守る会」の人たちのもとへ里帰りするということで取材に行ったのですが、

一本松の接ぎ木たちはそれらの「種から育てられたもの」と比べると、明らかに細く、弱々しく見えます。津波による塩害と接ぎ木出来た時期が悪かったことが原因だそうですが、

職員の方たちにとても大切に育てられていました。

もう何年か経てば陸前高田へ返される計画だそうです。

機会があればまた見に行きたいと思います。

2013 年 4 月 28 日 16 時 23 分 18 秒