去年のこと。
未曽有の大災害でニュース制作の現場は多忙を極めていました。

思うように休みも取れず、どこにも連れて行ってやれない、
家に帰っても娘たちの寝顔を見ることしかできず
会話すらも出来ない日が続いていました。

「ああ、申し訳ないなあ・・・。」

そう思いながらも
被災地の今を伝えることが使命だと仕事と向き合っていました。

そんなとき(当時)小学2年生の娘が言ってくれました。

「大変なことが起きたからパパは忙しいんだよね。ちゃんとわかってるからね。」

ああ、こうしていつの間にか大人になっていくんだなあ…(涙)