★Jチャンいわて(3/28放送分)

 

子育てに役立つ情報をお送りする、シリーズ「パパママ塾」。

今週は、春休みに親子で行きたい学びのスポットで

今から2000年以上前、縄文時代の暮らしについて紹介します。

教えてくれるのは、

盛岡市・遺跡の学び館の山野友海(やまのともみ)さんです。

きょうは「親子で行く 遺跡の学び館」についてです。

 

遺跡の学び館は市内にある、大館町遺跡の発掘現場を再現した場所です。

5500年から4500年前の縄文時代の中期の集落跡ということで

実際に入って、色々な仕掛けを見ることができます。

遺跡から出てくるバラバラの土器を組み立てて、

元の形が見えるようにするのも、人の手で行う作業になりますので

その一端をここで体験してもらえれば、と思います。

 

 

また、土器そのものだけではなく、この現場の土の色だとか、

どこからどういったものが出てきているだとかということも含めて調べる

ことで、現場の中からこのような竪穴住居があったということが分かりま

した。

歴史をまだそんなに詳しくやっていない小さな子たちも、

まずは歴史に触れるキッカケとして興味を持って、見て触ってもらう場所

としてかなり楽しんでいただけるのではと思います。

 

 

遺跡の学び館では、随時火おこしの体験ができるほか、縄文服を試着する

体験もできます。

「土玉」と言って土でできた玉に色を塗って腕輪に仕上げたものもありま

すので、こういったもので着飾って楽しんでいただくことができます。

予約をしていただければ、勾玉を作る体験、縄文土器を作る体験もできま

すので、難しく考えるというよりは、「これは何だろう?」という純粋な

疑問から色々なものを見てもらえれば、と思います。

 

■盛岡市・遺跡の学び館

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