盛岡市立図書館に子どもたちの本をよく借りに行きます。

子ども用のコーナーには本当にたくさんの絵本があってビックリします。

 

さて、4歳の息子の頭のなかでは今、恐竜とウルトラマンが2大ブーム。

この前は「おとうさんはウルトラマン」シリーズ(みやにしたつや作・画)

3冊まとめて借りてみました。

 

うーん、おもしろい!!!

 

基本的には仕事に厳しいが、子どもにはめっぽう弱いウルトラマンの話なのですが、

中でも秀逸なのは「帰ってきた おとうさんはウルトラマン」。

 

同シリーズの「おとうさんはウルトラマン」「パパはウルトラセブン」は

ヒーロー側の家族のみを描いているのですが、

「帰ってきた おとうさんはウルトラマン」は、

なんと「やられ役である」バルタン星人の家族も描いています。

それぞれの視点で物事をとらえることの大切さ語られていて、

読み終わったあと、ちょっと「グッとくる」内容となっています。

以下は絵本の冒頭に書いてある言葉・・・。

 

ウルトラマンにはウルトラマンの正しさがある

バルタン星人にはバルタン星人の優しさがある

ぼくにはぼくの愛し方がある

 

素敵でしょ。

息子に伝わるかな~?伝わっていて欲しいな~、と思う今日この頃。

しかし、親の気持ちなんぞどこ吹く風で、

彼は今朝も元気におとうさんに猛キックを見舞います。