★Jチャンいわて(11/25放送分)
子育てに役立つ情報をお送りする、シリーズ「パパママ塾」。
今回は子どもの食育について、
県の食育パートナー 小野寺恵先生に話を聞きました。
きょうは「離乳食」です。
子どもがミルクから離れるためには、
まずゴックン期、そしてモグモグ期、そのあとカミカミ期と移行します。
だんだんと固形食に慣れるためのセレモニーなんです。
【ゴックン期 (5~6カ月頃) の離乳食】
1匙づつ入れるときに、舌から出したりすること慣れてきて素材の味にならしていく時期。
最初は重湯、うすい味のおかゆから慣らしていくと良いでしょう。
ゴックン期は10倍がゆに、かぼちゃをペーストしたものを入れて、
素材の甘味を楽しんで飲み込めるように作りました。
わたしが子どもを育てていたときには、
普通のご飯を炊き上げる真ん中に耐熱容器を入れて10倍がゆを同時に作っていました。
そうすることで一緒に子どもたちとご飯を楽しめますよね。
●ゴックン期の子ども向けメニュー
<材料>
カボチャ 15g
米 小1
水 小10
だし汁 大1/2
<作り方>
1.カボチャは皮をむいて種を取りのぞき柔らかくゆでる
2.10倍がゆにだし汁を加えてすりつぶし1に少しづつ加えてのばす
【モグモグ期(7~8カ月頃)の離乳食】
モグモグ期は、口を動かし、食べ物を中に入れられるようになる時期。
あまり甘いものや、辛いものを入れすぎることは、
味覚が出来上がってくる頃なので気をつけなければいけません。
今の季節は風邪ひきやすいです時期。
旬の生鮭を入れて免疫力を高めるように、
また素材の味をあまりお塩などをいれないで、
その素材の味を子どもに味覚として持ってもらえるよう作ってみましょう。
●モグモグ期の子ども向けメニュー
<材料>
ジャガイモ(すりおろし) 20g
トマト(細かくきざむ) 20g
生鮭 (細かくしておく) 10g
ごはん 30g
水 100cc
<作り方>
1.ジャガイモはすりおろし、生鮭とごはん、水を入れ
柔らかくなるまでコトコト煮る
2.さらにトマトを加えて煮込む