★Jチャンいわて(10/29放送分)

 

子育てに役立つ情報をお送りする、シリーズ「パパママ塾」。

今週は「読書の秋!」ということで絵本の魅力や読み聞かせについて、

盛岡市立図書館の松本広(まつもと・こう)さんに話を聞きました。

今日のテーマは「絵本の選び方」です。

 

ポイントは読み手が読みたい本というより、

聞き手にあわせた本を選ぶことです。

 

子どもがまだ言葉を話し始めたばかりであるのに、

難しい物語重視の絵本を選んでもキョトンとされてしまいます。

やはり年齢にあわせて、

子どもがまだ小さければ「つくり」がシンプルな赤ちゃん絵本を

もうちょっと大きくなってきたら短めの話をなど、

その時々にあわせた、絵本選びが必要になってくると思います。

 

絵本をよく見ると「対象年齢」が記載されていますが、

同じ年であってもちょっと分からない・分かるなど個人差があるので、

親が本をうまく選んで読んでいただければ。

確かに絵本には対象年齢が書いていますが、あくまでも目安であって、

必ずしもとらわれる必要はありません。

 

また、本そのものを選ぶ過程の楽しさがありますし、

子どもさんが、例えば「この本を読みたい」というときは

「ちょっとまだ早いな」と思ったとしても、

子どもさんの選択を大事にして

「お家に帰って読んでみようか」というときも

あってもいいのではないかと思います。